研究支援活動

私たちはトランスクリプトミクス研究のための解析支援をおこなっています。弊法人の構成員との共同研究として解析支援を行います。公費での支払いが可能な支援サービスです。アカデミア以外の解析は別途メールにてご相談ください。

RNA-seq

定量を目的としたトランスクリプトーム解析を支援します。、mRNAの3’末端を高深度かつ低コストにシーケンスします。100ng以上のtotal RNAをお送りいただければ、弊法人でライブラリ調製とシーケンス解析を行い、カウントデータとDEGリストを提供します。依頼者は、サンプルあたり18,000円(税抜)の実費を負担します。

PIC Photo-Isolation Chemistry

PICは光学と化学を融合した新規オミクス技術で、組織切片に特定波長の光を照射すると、その照射領域だけの遺伝子発現プロファイルを取得できます(Honda M., et al., Nat Commun, 2021)。脳の特定の領野、マウス胚における微小組織、細胞内の微細構造など、さまざまな空間特異的に発現する遺伝子の検出に実績があります。組織切片をお送りいただければ、弊法人で光照射、ライブラリ調製とシーケンス解析を行い、カウントデータとDEGリストを提供します。依頼者はサンプルあたり50,000円(税抜)の実費を負担します。


ChIL-seq Chromatin Integration Labeling

ChIL-seqはゲノムDNAに対するタンパク質(修飾ヒストン、転写因子など)の結合分布をゲノムワイドに調べることができる手法です(Harada A., et al., Nat Cell Biol, 2018)。従来のChIP-seqに比べてはるかに少数の細胞でも解析でき、手技も比較的簡便なため、深度と再現性に優れた結果を得ることができます。ChIL probeで染色した細胞・組織(約1,000細胞)をお送りいただければ、弊法人でライブラリ調製とシーケンス解析を行い、アライメントデータ(BigWig形式)と遺伝子周辺のクラスタリング解析結果を提供します。依頼者はサンプルあたり40,000円(税抜)の実費を負担します。